『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣』の内容と感想

どーもなのです!堕落ニト(@neeeet_dollar)でございます!

早速ですが、今回紹介する書籍はこちら!

『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣』です。

こんな人におすすめ!

  • 行動に移すことができない人
  • できる人間をうらやましいと思う人

「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣

「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣は精神科医である和田秀樹氏によって書かれた本です。

著者の和田秀樹氏は2022年のベストセラーとなった「80歳の壁」を書いた方なので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

著者は精神科医であり、塾講師であり、映画監督であり、小説家であり、と非常にたくさんの肩書を持っています。

この本では、行動する前に考えてしまって動けない、という人に対して行動できるようになるための習慣を9つ紹介してくれています。

目次に書かれていること

『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣』に書かれている目次は以下の通りです。

  • 習慣1:とにかく動く
  • 習慣2:できることだけ、やる
  • 習慣3:他人に頼る
  • 習慣4:計画しない
  • 習慣5:休む
  • 習慣6:失敗してみる
  • 習慣7:感情にしたがう
  • 習慣8:マネする
  • 習慣9:法則をみつける

とにかく考えて動けない、という人に対して動くための方法を提案してくれる本となっています。

ただし、この本の最後で書かれていますが、書かれているからといってすべての習慣を律儀に実行する必要はないと著者も言っています。

多くても2つ、1個でも実践できれば上出来で、もし9つすべてを試してダメだったら別の本を読んで試してほしい、と書いています。

本の内容は少し小難しいことも出てきますので、読むには苦労する人もいるかもしれませんが、あきらめずに最後まで読むことで「フッ」と気を緩めてくれますので、もし読む場合には必ず最後まで読んでみてください。

9つの習慣

この本では1冊まるまる使って考える前に動くための習慣を紹介してくれている。

  • 習慣1:とにかく動く
  • 習慣2:できることだけ、やる
  • 習慣3:他人に頼る
  • 習慣4:計画しない
  • 習慣5:休む
  • 習慣6:失敗してみる
  • 習慣7:感情にしたがう
  • 習慣8:マネする
  • 習慣9:法則をみつける

ただし、注意してほしいのは、あくまで「あれこれ考えて動けない人が動くためにはこうするといいヨ!」と動いたことによって得られる結果を提示してくれているのみになっているので、例えば習慣1の「とにかく動く」では、動いたことで好きな彼女と両想いになれた、とか動いたことで大きなプロジェクトを任された、などという例が書かれているにとどまります。

つまり、あれこれ考えて動けない人たちも、動いたら事態が好転する可能性が高いことは頭ではわかっている、という点です。

特に奈波の場合はこの「頭ではわかっている」という点にばっちり当てはまっており、そんなことはわかっていてもすぐに動くことができないからどうすればいいのかわかっていない、という人にはあまりこの本は刺さらなかったりするので注意が必要です。

なので、そもそも動くのが怖い、という人には刺さると思いますが、奈波のようによく言えばもともと行動が「慎重派」の人間にはあんまり効果はないと感じてしまいました。

とはいえ、すべての内容について実例を交えながら話してくれているので、すべて実体験に裏打ちされた行動するための習慣であることは間違いないでしょう。

実は、私は速読で読んだときにこの本は非常に高く評価していましたが、今回精読して「あれ?これあんまり自分には必要ないかも」と評価が下げてしまいました。

結局動くためにはどうすればいい?

ではあれこれ考えて動けない人が動くためにはどうすればいいかというと、奈波の答えは以下の通りです。

「成功者の真似をする」

これに尽きると思います。

成功者の真似をすることは、まず失敗の可能性を格段に下げることにつながりますし、いつでも相談できる=他人を頼ることができます。

さらに真似をするので、やることも明確になっており、とにかく動く必要があることはいうまでもありません。やっていく中で法則を見つけることができれば、さらに動けるようになっていくのではないでしょうか。

ですので、成功者の真似をするということはとても大切だということです。

実際、本の中で著者である和田秀樹氏の生徒が東大理Ⅲにトップ合格した、というエピソードが掲載されており、合格した生徒は和田秀樹氏の勉強方法を真似して勉強したおかげで首席で入学できたそうだ。本人も東大理Ⅲではあるが、首席ではなかったため、マネで師匠を超えたエピソードとして非常に秀逸である。

上記からもわかる通り、マネしたら師匠を超えられなくなってしまうというのは偽りであることも本の中で紹介されているので、まずは動くときには人の真似をすることから入ると動きやすくなるかもしれません。

特に刺さった一文

優秀な人ほど、人のマネをする。できない人ほど、オリジナルにこだわる。

なぜこれを特に刺さった一文として紹介しているのかというと、アフィリエイトを行う前の自分だからです(笑)

奈波自身も資格の勉強やプログラミングの勉強などたくさん経験してきましたが、ほとんどマネした覚えがありません。

資格については合格できたのでしっかりとした勉強法を確立することができましたが、プログラミングはできていませんし、アフィリエイトも同様です。

農業についてもまた同じで、やはりマネしていないんですよね。

もう少し先人たちの知恵を借りて、歴史から勉強しなおすことにします。

読書後の行動は?

何事もマネから入るために歴史の勉強を行う予定となっています。

慎重に動くことは悪ではありません。すぐに動いたからと言って必ずしもいい結果が出ない場合もあります。

ただし、動かないのはダメです。自分は慎重派だからと言って先延ばしにするのはやめましょう。

この本のおすすめ度

堕落ニト(@neeeet_dollar)的には「★★★」と普通です。

星3つで読んでもよい

まとめ

『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣』について紹介してきました。

行動する前にまずは思考に耽った結果、結局動けなかったという経験はおおくの人が持っている経験かと思います。

「行動する前にはどうしても考えてしまうんだよね」と考え方をちょっとでも変えたいな、と思う方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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